ハイブリッドインバーター 〜テスト運用から本設置(屋外)〜その1〜

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お久しぶりです!

原田です。

前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいました。

最近の山形の日中はだいぶ寒さも緩み、春を少しだけ感じる事が出来るような季節になってきました。

太陽の出る時間も多くなり太陽光発電も期待できる季節です。

さて、前回までテスト運用中だったハイブリッドインバーター(以下インバーター)ですが、1ヶ月ちょい運用して問題なさそうなので、本設置工事にとりかかることにしました。

我が家の分電盤は脱衣場にあって、室内に設置しようと思えば脱衣場の隣の納戸あたりにインバーターとバッテリーの設置は可能です。

しかし、このインバーターと生セルをあえて過酷な環境である屋外に設置する事で、色々な実験と実証も出来るかなと思い

屋外に設置してみることにしました。

検討してる方で、どうしても屋外にしか設置できないと言う方もいるかもしれませんし・・・

山形の冬はかなり雪も降りますし、最低気温は−7℃〜−10℃ぐらいになる日もあります。

ですので、この寒い冬の時期に検証したかったのです。

夏は夏で灼熱地獄になると思うのでそこは夏が来てからの検証になります。

まずは設置場所です。

作業小屋の(真裏)北側になります。

作業小屋兼事務所

小屋の裏側にはスッキリポール(メーターが付いているポール)があり、そこにスマートメーターが付いております。

スッキリポールのキャビネットを開けた所

このメーターの二次側に開閉器が取り付けられているのでその二次側にインバーターを割り込ませます。

またインバーターが故障した時に復旧がすぐに出来るよう切替開閉器を取り付けます。

我が家のメーターの二次側にはブレーカーが取り付けられていたので、そこで停電をして作業ができます。

インバーターと蓄電池の設置場所はこのメーターの近くが都合がいいので、2mぐらいの位置である作業小屋の北側の軒下にキャビネットを設置する事にしたと言うわけです。

インバーターを収納するキャビネットは一般的な物置小屋です。

山善ガーデンマスター物置↓

Bitly
採用したキャビネット

鉄板がペラペラで、インバーターや蓄電池を設置するにはかなり頼りないただの物置です。

でも、この物置を収納キャビネットとして使用します。

こんな物でも26,000円ぐらいしました。

購入して組み立ててからしばらく外に放置してみましたが、最低限の雨風はしのげるみたいです。

この物置の中をちょっと加工します。

↑ノーマルな底板。

↑底板設置

まず、底板も頼りないので12mmのコンパネと角材で台座を作成しました。

これで底板の強度はだいぶ増したと思います。

次に背面の板にインバーターやブレーカー類を取り付けるので背面には下地を作ってコンパネを貼り付けました。

下地の角材を背面からビス留め

インバーターの取り付け位置に合わせて2×4材を取り付け

次にコンパネを貼り付けます。

背面にコンパネ取り付け

最後に背面裏側の分割部の継ぎ目とビスを打った所をコーキングしてみました。

コーキング

とりあえず改造は完了です。

いや〜結構めんどくさい作業でした。

でもノーマルよりかなり強度は増したと思います。

色々やった事で重量もそれなりに重くなっちゃいまして、これ1人で移動できるのかな?と感じつつ・・・

ちょっと担いでみましたがかなり重い(汗)

後日の朝、今日この物置を設置する基礎工事をしようと思いましたが、まぁまぁな積雪。

設置場所は小屋の軒下なので積雪はさほどではないので雪かきして基礎工事することに。

↑設置予定場所

基礎は200mm角のピンコロを採用。

ホムセンで4個調達

設置場所を整地して・・

ピンコロを設置します。

手前に見えるのがスッキリポール。メーターが収まっている場所です。

ケーブルが垂れ下がっているのはテスト運用で使っているCVT14sqケーブルです。

インバーターが小屋の中にあるので小屋の中にまだ引き込んである状態です。

キャビネットを設置する前にメーター盤からの配管(PF管)を埋設します。

いよいよ物置小屋の設置ですが、改造した物置は1人で運べるのか。

近くまでは台車で移動させました。

ここまでなんとか持ってきましたが、持ち上げるのがかなり厳しいです(汗)

重量挙げ選手並みにここぞとばかりの馬鹿力となかやまきんに君ばりの奇声を張り上げ基礎の上に乗せました。

無事に基礎に乗っかった所。

次はアンカーボルトで基礎に固定するのですが力尽きたので今日はここまでにしました。

次回アンカー固定、BOX取り付け、配管取り付け、インバーター、バッテリーの設置へと続きます。

それではまた次回お会いしましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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