BYDのブレードバッテリーを買ってみた!

サブバッテリーシステム

こんにちは。

今回は日本ではまだあまりお目にかかれない(多分)ブレードバッテリーについて書きたいと思います。

まずブレードバッテリーって何?

っていう方もいると思いますので簡単に説明しますと、

中国EV車メーカー大手の BYDという会社が製造している薄くて細長いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの事を言います。

※BYD社は元々電池メーカーだそうです

私もなんとなく知ってはいましたが、仕入れようと思った事はありませんでした。

まぁ言っても形が特殊なだけで、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーには変わりないじゃない?

と思っていましたが・・・

とにかく形が特殊です。

長さ960㎜

幅90㎜

厚さ14㎜

重量 2.63kg/セル

とまさに刃物の様な形ですね。

その他詳細スペックは下記の通りです。

調べたところ主に(EV車)電気自動車向けに開発されたバッテリーの様です。

EV車の床に写真の様に並べてエネルギー密度が低いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの欠点を

カバーし高密度なパワーバンクが実現出来るとされています。

BYDジャパンは2022年5月このブレードバッテリーを搭載した大型電気バスK8、小型電気バスJ6(下写真)

の新型車も発表しており、電気自動車業界でも先駆けの会社の様です。

しかもこのブレードバッテリー、安全性もかなり高く、釘刺しテストでも発煙や発火もしないそうです。

また、バッテリーの上をトラックが乗っても大丈夫出そう(汗)

形だけじゃなくスペックも凄いみたいです。

プレッシャーテストと釘刺しテスト

このように色々とすごいバッテリーなんですが、私はもっぱらサブバッテリーシステムに使ってみようと

思っています。

軽バンのセカンドシートの下のデッドスペースやハイエースなどの座席の下などにすっぽり収まったら面白いかなぁという事で試しに買ってみたという訳です。

ただ、少し問題もありまして、通常の角型シェルの生セルの場合ですとバッテリーとバッテリーを繋ぐバスバー

が付属されてきますが、こちらのブレードバッテリーは付属されてきませんでした。

角形シェル生セル用のバスバー

セラーに問い合わせてもバスバーはありませんとの事。

ならば自作するしかなくなるのでその辺の手間と経費がかかってきちゃいます。

とにかく買ってしまったのでバスバーは自作してなんとかサブバッテリーシステムを制作してみようと思います。

BYDのブレードバッテリーの話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

下記はブレードバッテリーが届いた時の開封ショート動画です↓

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