アメ車キャンピングカー(ロードトレック170)にルーフエアコンを取付

サブバッテリーシステム

こんにちは。

約2年前に600Ahのリチウム化やソーラーパネルの取付などをさせて頂いたロードトレック170のオーナー様からルーフエアコンを取り付けて欲しいという依頼をお受けしました。

取り付けるエアコンは、RV Landさんから販売しているAC100V仕様のルーフエアコン。

そもそもこの車両には標準でエアコンが装備されておりますが、そのエアコンがアメリカ製(多分)で消費電力がえげつない。

外部電源でも繋いだ先のブレーカーが落ちてしまうほど。

車両の腹下に装備されている発電機であれば動かせるが、発電機の騒音がうるさく回せたものでは無いらしく現実的では無いというオーナー様のお悩みを解決すべく立ち上がった案件でした。

下記が今回取り付けるRV Landさんのルーフエアコンです。

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キャンピングカーやトラックに簡単に取り付けできる100Vのルーフエアコン、ポータブル電源などと直接繋いで使用可能、工賃の節約や工事の大変さを削減!冷媒能力:12000BTU(約3400W)暖房能力:11500BTU(約3370W)冷房消費電力:1080W暖房消費電力:990W入力電圧:100V〜120V/50-60Hz...

なかなか良さそうな商品ですよね。

説明書を見ると既存のルーフベントを取り外してその開口を利用して取り付けるようです。

写真の換気扇のところですね。

その開口にエアコンに付属の360*360、400*400のフレーム合う方を使用して、取り付けます。

そして、ルーフ後方に前回取り付けたソーラーパネル110Wが2枚設置してあります。

今回取り付けるルーフエアコンはまあまあな大きさがあり開口より後方に張り出すような感じなので、このソーラーパネルが邪魔をしそう。。

というか絶対干渉するので、パネル一枚は移設を検討します。

ということで、まずは前方のソーラーパネル一枚の取り外しとルーフベントの撤去作業から進めていきます。

ルーフベントとソーラーパネル架台のコーキング跡の撤去がなかなか手強い(汗)

コーキングが綺麗に剥がし終わったら付属の360*360のフレームを取付けてルーフと内張の間の隙間に補強を入れていきます。

この段階でフレームとルーフの間にコーキング材を埋めていきます。

ここまで来たら次はいよいよエアコン本体を設置していきます。

説明書を見ると、本体重量は、33.7kgあると書いてあります。

まずまず重いです(汗)

必死でしたので写真を撮るのを忘れてしまいましたが、2本の脚立に足場板をかけて、その上にエアコン本体を乗っけてから二人で慎重にルーフにあげました。

先ほど取り外したソーラーパネルをエアコンの前方に移設出来るか置いてみると、ギリギリ設置できそうです。

とりあえず、エアコンを取り付けていきましょう。

車内側にスチール製の枠を取り付けて、4本のボルトでサンドイッチするように固定していきます。

スチール製の枠に4本ボルトが固定されているので、そのボルトに車内側の吹出口ユニットを取り付ける形となります。

あっ、その前に画像は無いですが、本体と吹出口ユニットの間にエアダクトを取付けます。

取り付けた状態がこんな感じ↓おしゃれ。

AC100Vを仮配線して、試運転。

電源が入りコンプレッサーが回りだしました。

おしゃれなLED照明も搭載されています。

この車両には以前取り付けさせて頂いた2000Wのインバーターが搭載されています。

このエアコンの消費電力は約1000Wですので、十分余力はありますが、電子レンジとの同時使用は避けた方が良さそうです。

しばらく稼働させてみての感想は、「問題なく冷えるし、クオリティも良い」といった感じです。

これなら、熱帯夜の夜でも快適に眠れそうです。

実際の消費電力は800Wほど(下記BMSアプリ画像参照)ですので、仮にずっと800W消費したとしても、7.68kwのリチウムが搭載されたこの車両であれば、約8時間は稼働できる計算です。

Screenshot

無事に配線も完了しエアコンの取り付けは終了しました。

そうそう、ソーラーパネルの移設作業が残ってました。

と、こんな感じでパネルの移設も終了。

というわけで、無事にオーナー様にお車をお返しいたしました。

ますます快適なキャンカーライフをお楽しみくださいませ!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた。

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