ジルノーブルにリチウム600Ahとソーラー175W2枚取付させて頂きました!

こんにちは。ケートラストサービスの原田です。

今回バンテック社製の高級モデル【ジルノーブル】にリン酸鉄リチウムイオンバッテリー600Ahと175Wソーラーパネル2枚を取付させて頂きました。

こちらのキャンピングカーは家庭用エアコンが標準装備で今までのサブバッテリーシステムでは旅をしていると電力不足に陥る時が多々あったそうです。

走行充電の能力にも不満がありもっと余裕を持って電気を使いたいという事で施工させていただく事になりました。

オーナーさんは福井在住のい方で福井から山形までわざわざ足を運んで頂き施工させて頂きました。

到着された時の様子

次の日から数日間天気が崩れそうだったのでフレキシブルソーラーパネルからの貼り付けから行う事にしました。

今回は250Wの既存のパネルが搭載されているので、RENOGY製フレキシブル175W2枚増設で合計600Wになります。

既存のアルミ枠パネルの仕様を確認する為ルーフとパネルの隙間からパシャリ。

既存のソーラーパネルの裏側

シャープの250Wのパネルがついてました。

開放電圧は32.53V。

RENOGY175Wは23.9V。

3枚直列なので合計80.33Vになります。

今回使用するRENOGYのソーラーチャージコントローラーは最大出力60Aモデルで入力最大電圧は150Vなのでクリア。12V仕様で800Wまで可能なのであと200Wまで増設可能ですね。

それではRENOGYのフレキシブルパネルをルーフに乗っけていきます。

梱包はかなり丁寧で安心感があります

フレキシブルパネルなので重量はたったの2.8kg。

ルーフの上に上げるのもさほど大変ではありません。

ただ風があるとパネルが煽られるので風の強い日は要注意ですね。

貼り付け位置はバンクベッドの上。

微妙にカーブがかった場所、なおかつ多少の凹凸がある?場所なのでパネル裏に両面テープとコーキングでしっかり密着させながら貼り付けないと部分的に端のほうが浮いてきます。

両面テープも超強力な物を使用。

バンクベッド部のルーフは柔らかいのでルーフの上には乗れません。

1人での作業なので梯子を頻繁に移動しながら、なかなか忙しい作業です(汗)

ソーラーの貼り付けは最低2人での作業をお勧めします(笑)

なんとかこんな感じで貼る事が出来ました。

いやーただのソーラーパネルですがかっこいいですね!

今までより2.4倍発電する計算です。

ここまでで午前9時ぐらいから開始して15時ぐらいまでかかってしまいました。

次は車内の鉛バッテリーの取り外しにかかります。

純正鉛バッテリー100Ah3発

1個約26kgあるので腰を痛めないように慎重に外していきます。

ちなみにこのモデルはサブ収納場所にシートレールが取り付けてあり最初は外さないといけないかなぁと思いましたが外さなくても作業出来ました。

外した方が作業効率はいいと思います。

各端子を外し無事撤去完了。

外し終わったところ。スッキリ。
外した鉛バッテリー3発で約78kg

ここで今日の作業は終了し続きは明日にします。

その日の晩夕食中に何処から来たのか自宅のリビング前に猫ちゃんが物欲しそうに私を眺めていました(笑)

お前はどっから来たんだ?(笑)

野良猫かな?

後日朝からはりきって作業に取り掛かります。

鉛バッテリーに合わせた既存の台座がリチウムのサイズに合わずリチウムの方が1cmぐらいでかい(汗)

あと真ん中の仕切りも邪魔なのでルーターで加工。

加工中
加工後

これでリチウムにピッタリ。

ピッタリ収まって気持ちいい。

しかしバンテックさんも細いところまで丁寧な作りですね。

それではリチウムを並べていきます。

3P4S(3並列4直列)

今回は230Ahセルを12個を3並列4直列で構築していきます。

当初の予定では400Ahの予定でしたが、直前でオーナー様が600Ahにしたいということで変更することになりました。

3並列は今回初めてですが、前準備段階でバランスをピッタリ揃え、ロットも揃えてあります。

バランスが崩れてくると循環電流が発生し寿命が縮むという話もありますが、2並列は何度も組んだ事があります。

実際リン酸鉄リチウムイオンを扱ってから約3年になりますが循環電流なるものはほとんど確認出来たことはありません。

もともと2000回から3000回の充放電サイクルという長寿命のリン酸鉄リチウムイオンですが、どの程度の寿命が縮むのかはまだ未知数ですね。

私の勝手な憶測ですが、そんなに極端に縮むことは無いと思われます。

寿命を迎えた頃には全く違う新たな次世代バッテリーが市場に出回っているかもしれませんね・・・

話は戻ってバスバーとBMSを取り付けていきます。

既存の台座も元からリチウムに合わせたかのように鉛2個分でピッタリ収まりました。

1個約4kgなので12×4=48kg。

既存の鉛が78kgなので約30kgの軽量化。

でも300Ahから600Ahなので容量は2倍です。

しかも鉛バッテリーは半分の容量しか電力を取り出せないので実質150Ah→600Ahで約4倍の電力を使える計算になります。

バッテリーの上にBMSやヒューズ類を取り付けるので合板を加工して施工していきます。

このモデルはバッテリー収納部が狭いとは聞いていましたが本当に狭いです(汗)

鉛バッテリー1個分のゆういつ空いたスペースにソーラーチャージャーと走行充電器を取り付けていきます。

ソーラーチャージャーと走行充電器を取り付けたところ

やっぱりかなり狭いです。

シートレールのアングルなんかもあるのでかなりキツキツですね。

せめてもう少し幅があればなぁ。

電源を入れて各機器の設定やVOTRONICのモニターの再設定や走行充電のテスト、ソーラー充電のいテストなどを行いました。

気づけば夜の22時(汗)

2日目はここまで。

次の日の朝ソーラーと走行充電の同時充電をテスト。

朝の8時半頃だというのに合計900W超えの発電量!\(^o^)/

後は配線類をまとめて完了です。

綺麗に収まりました。

で、終わりのはずだったんですが、実際に走行してのテストも一応しておこうと20キロぐらい走行テストを行いました。

それで気づいたんですが、走行充電器と、ソーラーチャージャーを取り付けた部分が意外と熱がこもる事が判明。

リチウムイオンバッテリー部の上部はシートレールの間に隙間があるのでそこから上に熱が逃げるようになってますが、走行充電器の上部はマットがピッタリと上に収まるので真上に熱を逃す事が出来ません。

シートを原状回復して走行テストをした際、RENOGYのアプリで走行充電器の内部温度が70℃ぐらいまで上昇しているのに気がつきました。

これはもう冷却ファンを取り付けて強制的に熱を逃すしか手はありません(汗)

ということで急遽オーナー様に確認をとりシート下にファンを取り付ける為80mmの穴を開けて良いか確認。

『必要であればお願いします』とオーナー様から許可を頂きファンを取り付け。

80mm強制排気ファン

走行充電中はずっとファンが回る仕組みです。

これで少しはこもった熱を逃がせるんじゃないかな?

画像でも確認できますが床下部分に通気口のスリットが設けてあります。

ここのスリットから空気を取り入れてファンで排出といった具合です。

RENOGY 50Aの走行充電器は50A近くで充電していると結構熱くなります。

RENOGYさんの方でもう少し熱対策してくんないかなぁ。

RENOGYさんの商品は自分的には好きなので今後に期待ですね。

ということで施工日数約3日で完了しました。

オーナー様に色々説明をさせて頂き無事お引き渡しとなりました。

オーナー様はまっすぐ福井には帰らず気ままに旅をしながら帰るそうです。

羨ましい・・・

オーナー様の快適なキャンカーライフになる事を願いまして今回のブログは終了させて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

takati

1977年山形県生まれ。4人の子供の父親。2021年脱サラ独立し、今まで培ってきた知識と経験、そして様々な挫折の経験を活かしインターネット事業、サブバッテリーシステム制作販売、軽貨物運送事業などで生計を立てるフリーランス。
地球の環境、エネルギー、食糧問題を密かに考え自給自足の生活を目指している。